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Kreativ Tanz マット

参加者:2歳の男の子一人、三歳の男の子二人、女の二人。合計五人 今日の反省点、 いつもクラスが始まる前に三つの約束を子どもたちにしている。 その一つが「スタジオの中にあるものは触らない。」というもの。 この約束事はいつも守られていた。(こどもってすごい) しかし、今日は自分の至らないところがあった。 いつもスタジオの隅に積み重なっているマット。 そこの上だけは乗ってもよいということをいつも伝えていたのだが、 今日はそれを引き出して子どもたちが遊び始めたのだ。 マットの上には乗ってもいいと言ったけど、マットを引き出して遊ぶ ことに関しては触れていなかった。 そういうこともあって、「約束したよね」とは言えず、「出さないで」 と言ってもどんどんエスカレートする一方。(もちろん子どもたちを 強く叱ったり、注意することはクラスではしない) その中で、出さないでと言ったことに反応し、マットには触れないで踊りに ついてこようとする子もいた。 この状況の中、マットで遊ぶ子たちはもう無我夢中という感じだから、 踊りたかったらきてねと言って、踊りをしたい子に向けてクラスを行なうこと にした。 ところが、マットは子どもたちにとっての最高の遊び道具。くるくる体に 巻き付いたり、潜ったり。 やはり、そうなってくると周りが見えなくなって危なくなってくる。 見兼ねた親御さんが、止めに入って全てが収まった。それがなかったら 終わらなかったと思う。 これは子どもが悪いのではなく、完全なる私のあいまいさが原因による 結果である。もう反省しかない。 しかし、これを活かさなければただの後悔で終わってしまい進展はない。 子どもたちとの距離が近くなっている分、伸び伸びと子どもたちがクラスに 参加してくれていることもわかっている。 次に活かすよ。子どもたちがより生き生きと体を動かして、のびのび表現が できるように。 今日も色々なメッセージをありがとうね。日々精進

嬉しい気持ち

今日はちょっと嬉しい気持ちになった。 電車に乗っている時の話。 停車駅で女性が赤ちゃんをのせたバギーを押し車内に入ってきた。 車内は満席だったが女性はそのまま座席のほうに向かう。 自然に中学生くらいの男の子たち(3人)がすっと席を立ち、ドアのほうに 場所を移した。 そしてバギーを押していた女性はすっとその空いた席に腰を落ち着かせる。 その一連の流れはとても美しいなと思った。こんな風景が自然と良く見られる ベルリンは素敵だなと感じた。 そして、その日、眠いという我が子を抱っこしてトラム(路面電車)に乗っていると、 目の前に座っていた女性がここに座ってと席を譲ってくれた。 子どもに優しい国ベルリン。 ここにいる大きな理由のひとつは、そこかもしれないな。 嬉しくなっちゃうね。

Kreativ Tanz コンサート

今日の参加者は3歳の男の子が二人と女の子が一人、 二歳の男の子が一人の合計四人。 今日のテーマは動物達演奏による音楽会(コンサート)に皆で聴きに行く! というもの。平均3歳の子たちなので「コンサート」が理解できるかなと少し 不安もあったのですが、子どもの中にお父さんがオーケストラの ドラム担当をしている子がいたので、その子がやる気(行く気)になってくれた おかげで、他の子たちもとりあえず行こうという雰囲気に。 ホッ。 コンサート前にお洒落な服を着ようという提案に男の子たちはなぜか ドレス!という反応。そして女の子が私にリップクリームを塗ろう としてくれたことからのアイディアで、皆でお化粧することに (注:すべてゼスチャーです。) 男の子女の子がメイクをしている姿はとても可愛かったです。 そして鏡に見立てた壁に向かって格好つけるポーズも。 そんなこんなで、コンサート会場の前に到着! 私の思惑では、会場に入る前に「マナーが大切だから皆で演奏を聴いている間は 静かにして、終わったら盛大な拍手をする練習」をする流れのはずが、 簡単にその思惑は外れました。 スタジオ内にマットが重ねておいてあるのですが、「やまのおんがくか」の曲に 合わせていつのまにか子どもたちがその上に立ったり座ったりして演奏 (ジャスチャー)を始めているのにビックリ。 といってもドラム担当のお父さんを持つ男の子は指揮者、女の子は 「ゆりかご」の歌を大声で歌い、もう一人の3歳の男の子は恐らく スターウォーズのダースベーダーか何かのテーマ曲をこれまた大声で 歌っていて、演奏している人は誰もいないです。 また、動物の演奏会を聞きに来ていたはずが、皆出演者に変更という面白い流れ。 曲が終わったあと、観客役である私が大きな拍手と喝采を彼らに浴びせた ところ、さすが指揮者をしていた男の子、 手を挙げて礼(挨拶)をするではないか。 なぬっ、私より舞台慣れしてるかも!!? 大声で歌っていた二人も拍手を浴びて気持ち良さそうでした。 はて、2歳の男の子はというと、いつの間にか私と観客になってブラボーと 一緒に叫んでるではないか。彼は彼のワールドを持っているなぁと感心しました。 最後は「おおきなたいこちいさなたいこ」でフィナーレ。 お母さんたちから...

Kreativ Tanz 節分

今日の参加者は2歳の男の子一人、3歳の男の子二人と女の子が三人の計六人でした。 テーマはズバリ「豆を投げられて悲しむ鬼の友達である寒太郎を 慰めに鬼が島へ、、、」 (ながい!) という形でスタート。 みんな思った以上に興味津々の様子で掴みはOK。 前回の反省も活かし、子どもたち全体のペースを見て、ゆっくり ゆっくり進めることができました。 その結果、皆の集中力が最後まで保たれたままクラスを終えられたと 思います。 あとは皆それぞれいつものお友達にも慣れているので、出だしから 落ち着いた雰囲気で始められましたね。 始めてから数ヶ月が経ちますが、「手をつなごう」の曲の時には自然と皆が 手をつないだり、倒れた子がいればその子に手を差し出し救ってあげたり (毎回わざと倒れて私に救われるというのが定番でした)、トンネルを体で 作る遊び(踊り)の時には子どもたちが自然に並んでトンネルを作ったり、 くぐったり、本当恥ずかしがらずに出来るようになりました。 こういう子どもたちの成長を見れたことはとても嬉しいことです。 ドイツのシュタイナー教育だと小学校1年から卒業するまで同じ先生、 クラスの友達も変わらないという話を聞いたことがあります。  なんかその良さがこの数ヶ月でなんとなくわかった気がしました。 子どもたちの感性、考え方、動き方、特徴はそれぞれ当たり前に 違います。でも、やっぱりクラスを繰り返すうちにどんどんそれが わかってきて本当面白いです。その特性をつぶさずに、のびのびして もらえるようこれからも進めていきたいなと思います。 鬼が島へ着いたら「北風小僧の寒太郎」の曲に合わせて 鬼の寒太郎の捜索開始。子どもたちが皆で「かんたろ〜」と叫んでいる 姿はとっても微笑ましかったです。 そして寒太郎(Ryota)が突然登場。最後は友達になって「赤鬼と青鬼のタンゴ」 の曲に合わせてみんなでタンゴ(!?)を一緒に踊りました。 タンゴはみんな新鮮だったかな? 「鬼も内、福も内」 どちらも仲良し〜  みんなありがとう。

Kreativ Tanz 落ち着き

今日の参加者は3歳の男の子と女の子の二人だけでした。 いつも来ている子はおやすみ。体験予約していた子も風邪でおやすみと 最近はベルリンでも風邪が流行っているので注意が必要ですね。 そんなこんなで本日は少人数ならではのクラスになりました。 そして明日につながる気づきが得られましたよ。 今日はのんびり、展開もパッパとかわらずに子どもたちのペースで進んでいき、 子どもたちも飽きることなく最後まで集中して踊って(遊んで)ました。 こののんびりさ加減は最近のクラスにはなかったなと思います。子どもたちの ペースに合わせるというより、飽きさせたくないからどんどん面白そうな展開を あえて持ってきてクラスを進めていたと気づきました。 もちろん人数が多くなってくるとのんびりさは退屈を生む可能性はあるんですが、 そこをあえて亀のように、またはなまけもののようにしてみるというのは 次なるステップになると思います。 ちなみに今日はいつも来る慣れた子たちだったので「なにしたい?」と聞くと 「怪獣」「船」というキーワードが出ました。なので怪獣に会うために怪獣の島まで 船に乗って行くということに・・・・ 途中海で泳いだり、亀の背中に乗ったりと思った以上に長いこと船に乗ってましたが 無事に到着。怪獣がいるかと思ったら「おばけ〜」とか違う話になってたりと 子どもたちから色々な発想がでてきてとても面白かったです。 その発想を活用するのが私の「役目」。責任重大ですが、楽しいです。 日本ではこういうクラスが成り立つかわかりませんが、ぜひ一時帰国の際には どこかで? 今日も寒いなか来てくれてありがとう。感謝

Kreativ Tanz 猛省

本日は参加は 2歳の男の子二人に3歳の男の子女の子二人ずつの計六名でした。 タイトルにあるように今日は反省です。 やっぱり子どもたちにはわかるんだろうなと思います。 深くは書きませんが、子どものクラスを行なう上で大切にしなくては いけないことは「自分の心を整える」ということだと感じました。 いかに企画や設定がおもしろくても、やっぱり人と人、心と心の交流です。 それはエネルギー交換と言ってもいいかもしれない。 子どもは特に人の出すエネルギーに敏感に反応しますよね。 クラスを行なう寸前に心を整えようとしても整わないことが多いです。 ということは普段からいかに心を整える努力をしているかだと思いました。 そうした時にクラスの中で「本気」が出せるんですよね。きっと。 今日はクラスの中で迷いが出てしまいました。反省。 しかし、反省があるから次のステップにつながると信じています。 すべては子どもたちが本当に心から体を自由に動かす楽しさ、その 体を使って表現する喜びを感じてもらうため。 子どもたちは未来です。 だからこそ私は子どもたちと「今」この瞬間を本気で楽しみたいと思う。 それが子どもたちの未来の「今」をつくるのだから。 ちなみに、今日のテーマは「雪」としました。 (ベルリンはまだ雪が少し積もっていたのを見て) アイススケートをしたり、雪を投げたり、雪だるまを作ったり(もちろん パントマイム)体を動かして遊びました。ダンスと言えるのか!? そこはご愛嬌、、、、 来週はこの反省をいかします!!!!!!!! 子どもたちの笑顔を見たい〜 今日も本当にありがとう。