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3月, 2017の投稿を表示しています

Kreativ Tanz 雲の王国

本日は3歳の男の子一人、女の子二人、3歳の男の子三人の計六人の参加者でした。 今回のクラスはパントマイムでの風船を使った動きをどうしても取り入れたかったので、 それをもとに内容を構成しました。 「さくらちゃんからのお願いで雨を一旦止めてほしいと雲の王国に住む王様に伝えに いくことに、、、」 子どもたちも毎回のことで良くわかっているのか「僕も」「私も」とちゃんとノって くれました。ありがとう。 雲の世界ということで、風船を使って飛ぶとこにしました。 風船をふくらませると、手で押さえようとしてもどんどん空に向かって 浮かんでいってしまいます。 これには子どもたちも大ウケ。子どもたちも風船を持つと手を高く上げて 体を目一杯伸ばすなどして、マネをしてくれました。 最近入会した2歳の男の子も直接関わる時には少し私と距離を置いていたの ですが、今日はどんどん何事にも積極的に私と関わり参加してくれました。 風船が飛ばされる動きが楽しいのか何度もそれをマネて笑っていて、やっぱり 「笑う」というのは心の氷を溶かす役目をしてくれるのだなと感じました。 他には雲の上に到着した後、休憩タイムでそのくものわたあめを食べることに。 足下の雲を引きちぎってはむしゃむしゃ食べたり、シロップをつけたりしました。 意外にこういう細かい動きも皆好きなんですね。 反省点としたら、雲のわたあめのアイディアはよかったけど、もっともっと 広げられたかなということ。子どもたちは興味を持っていたのだから、もっと 質問してあげたら子どもたちの創造力を引き出せたかなと思います。 ひとまず、雲の王様とも無事会え、雨が止むための踊りを最後に皆で踊って ついには雨が止んでハッピーエンド! 最近はクラスでパントマイムを多用しているのですが、 暖かくなってきたので久しぶりに大道芸をしてパントマイムに磨きを かけようと考え中。 子どもたちの笑顔は本当やる気につながります。 今日も雲の上まで一緒について来てくれてありがとう。 また冒険に行きましょう!!!

Kreativ Tanz

本日は3歳の男の子と女の子、2歳の男の子の計三名の参加者でした。 今回も布を使って様々な動きをしてみました。 反省点、 いかに面白いだろうと思って布を使って見せても、そのやり方に 興味がなかったり、タイミングが合わないと中々広がっていかないので、 自分の中でアイディアをもっともっと溜め込まないとなと思います。 ただ、三歳くらいの子たちだと、一度興味を持った動きや布の使い方を覚えると 長らくそれを続ける傾向があります。その際、いかに私がそれをキャッチし、 上手に子どもたちがわくわくするような形につなげてあげられるかというのも 今回の自分の課題でした。 ひとつには自分がどうも頭で考えすぎていたところが多かったからだと思います。 子どもたちを前にして大事にしたいのは考えることよりもむしろ自分自身感性が豊で いられるかです。感性が豊かだと、素直に子どもたちのやっていることに反応できると 思ってます。また、アイディアもどんどん浮かんできます。 では、感性豊かでいるために心がけることは? 答えは人それぞれだと思いますが、今日の私はまず昼ご飯の食べ過ぎで少しぼーっと していたと思います・・・・そんなのが原因!?と思うかもしれませんが、意外に そういうちょっとのことが感性を鈍らせてるのかなと反省。 もちろん体調も万全でないといけませんよね。 何事も準備が大切ということですね。 ついつい夜更かししちゃうんだよなぁ(何かと理由をつけて、、、) みんな、早く寝るんだよ〜。。。。今日も来てくれてありがとう。

Kreativ Tanz オズの魔法使い

本日、男の子は2歳が三人で3歳が二人、女の子は3歳が一人の合計六人の参加者でした。 テーマは「魔法使いによってとられてしまった亮太の声を取り戻しにいく」という ちょっと説明がとても必要そうにみえるものです。ひとまず、何が一番の目的かと いうと、、、、 声を使わない中でのコミュニケーションやパントマイムなど体を使った表現を子ども たちに感じてもらうことだったのです。 手紙がオズの魔法使いから届きました。 そこには亮太の声をとってしまう魔法をかけたと、、、オズに行かなければどんどん 亮太の声が出せなくなってしまうと書いてありました。 子どもたちは亮太のために立ち上がってくれました。(つかみはOK。魔法使いと言って わかってくれるか少し心配でしたが、迫真の演技だったからついてきてくれたのかな) 今日はパントマイムを多用しました。 ◯オズまでの道途中でのピクニック 木からりんごをもぎ取ること(いつもはシャイな2歳の男の子が私を真似て 必死にジャンプしてリンゴを取ろうとする姿はとても可愛かったです)、 おにぎりをむすぶ、飲み物をコップに注ぐ(実際、私が注ぐ時には舌を鳴らして 注ぐ音を出しているのですが、3歳の女の子は動きだけでなく上手に音を鳴らす ことも出来ていてびっくりしました。)、 もぐもぐ食べる。かぶをひっぱる。 ◯魔法使いの透明のお家にて ドアを見つけて開けようとする、鍵を使う(鍵をみんなに渡して、みんながそれぞれ 目の前にあるドアを鍵を使い開けようとする姿は圧巻でした。) そして今日は新たな発見が! 魔法使いが天から(腹話術を使い)子どもたちに向かい、亮太の声を返して欲しければ 今から私が言うことをしてくださいと言って「片足立ち」「ジャンプ」 「横になって床をぐるぐる回る」「その場をぐるぐる回る」といった一連の動きを 要求したところ、なんと皆素直に言うことを聞くではないか!!普段、やろうと 言うと反対のことをやりたがる3歳の男の子もさっとやってくれている。 これには声の出しづらくなった亮太大興奮。ついつい「みんなありがとう〜」と 声をいっぱい出してしまいました。 この子どもたちの素直な行動は亮太を助けるためではなく(それもあると

Kreativ Tanz 虹

今日の参加者は3歳の男の子が二人でした。 テーマはお空の火事を消しに行こう! ジャングルのライオンさんからのお願いということで、皆で消防士さんに なって出発致しました。 男の子はやっぱり消防士さんが好きですね。それを聞いた瞬間から火消しが 始まりました。少し想定をしていましたが、最後に皆で行なおうとしていた ことが最初にきたので、ほんの一瞬、頭が白く。 ただ、そういうことは何度も経験があるので「まっ、いいか」と気を取り直せた のが良かったと思います。もし、それを引きずったままだと、子どもたちの動き や発想にすぐついていけなかったと思います。 その後は約80センチ四方の布を一人一人が持ち、お空に行くということを 目的にして自由に使ってもらいました。そして、さらに今日の参加者が少数 ということがわかっていたので、長さ2メートル近くの布も用意しました。 この布を両端で持って波を起こすような共同作業をと考えていたのですが、、、 両端を子どもたちが持つとそれぞれが行きたい方向に走るではありませんか。 即興というのは面白いですね。私も含めて布を持つのが三人。子どもたちは 両端を持ち自由に走り、私は真ん中の布を持つことに。 皆、全然手を離しません。逆にそれが良い効果を生んで、それぞれがからまり ながらも体を上手に使ってほどいたり、逆に私の体に巻き付けたりと布も 上手に使うのです。(布は化繊を使っているので、そんなに危なくありません。 クラスが終わった後、かなり伸びてました) そんなこんなで、終わりの時間に。 ちなみにお空の火事は虹だったというのがオチ。 子どもたちはポカンとしていました。でも、消防士さんになれたから許してね。 今日も沢山の素晴らしき発想とエネルギーをありがとう。

Kreativ Tanz 絵本の世界

本日の参加者は二歳の男の子が3人、三歳の男の子が2人と女の子が1人の計6人。 今日は新しい試みで絵本を読み、そのストーリーの中に入り込むという内容の クラスでした。 絵本は「かいじゅうたちのいるところ」という一人の少年がかいじゅうの住む島に 行き、かいじゅうたちと交流し帰ってくるというお話。 その流れに沿って踊りを交えていきました。 主人公の少年は航海して島に向かうのですが、その場面で音楽を流し、皆で 船にジャンプして乗り込む動きをして、かいじゅうの住む島へ向かいました。 子どもたちの手をとって一緒にジャンプ〜。 そして絵本の中の島でかいじゅうたちと踊る場面が出てくるので、ここでまた 音楽とともに即興のおどり。 とても簡単な動きだと思っていたのですが、子どもたちの反応はいまいちでした。 というかじっと見ていて動かないのです。 ここには一人の親御さんからの言葉でひとつ気づかされました。 「今日はとても迫力がありましたね」「声も大きくて・・・」 あぁ、そりゃ子どもたち怖かったのかぁ。しかも絵の中の怪獣は中々の出で立ち。 反省です。 しかしながら、思った以上に子どもたちはぐっとその絵本の世界に 引き込まれているのを感じました。 ただ同時に、私が読んでいる間は子どもたちは立ってみているので動きがなく、 ちょっともったいないかなとも思いました。 今後、絵本をクラスの中で読むかはちょっと検討したいと思います。 というのも、子どもたちの想像力を逆に絵本が邪魔をしてしまう可能性が あるからです。 想像に制限がかかってしまうのは嫌なので、何とか良い方法を考えなくては。 それにしてもちょっと今日は内容がボーイッシュだったかなと思います。 三歳の女の子がかいじゅうのマネ?をして「がおーっ!」と恐い顔をして 叫んでいました。 とても可愛らしいですが・・・お母さんお父さん許してね。 今日もありがとう

Kreativ Tanz 布

今日は三歳の男の子と女の子ふたりの参加でした。 いつもと少し内容を変えて、白い30㎝四方の布を使って子どもたちから どんな発想がでるか試してみました。 子どもたちの前に布を出すとすぐに興味をしめしたので、やっぱり普段と違う ことをするというのも刺激があって良いだろうなと感じます。 男の子は白い布を持つとすぐに床に広げてその上に寝転がりました。何かと 思ったら、「寝てるの」と敷き布団代わりにしているようでした。 30㎝四方の布団から体が沢山はみ出ていましたが、小さくその白い布の 上で丸まっている姿はとても愛嬌があり面白かったです。 その後は頭に布を載せて落ちないように歩いたり(基本子どもたちは走る のですぐ落ちる)、雑巾掛け?のように床を拭いたり、エプロンのように 前掛けにしてお料理したりと沢山出てくる発想にとても感心しました。 その後は ・布をズボンの後ろ側につけ、しっぽを作り走り回る ・船に見立てて、布の上に乗って冒険(小さ過ぎ!!) ・投げる ・魚釣り ・カーテン!?(みたいにしていたけど、本当は何だったか不明) ・電車になり連結させて走る などなど、子どもたちの意欲は素晴らしいものがありました。 ただ、これらのアイディアから動きをつけるのが自分の役割でもあるので、 目まぐるしく変わる展開に私自身すこし考えすぎてしまったと反省。 次回は素直に楽しめるかな。 今後はこうした物を使ったクラスも行なっていこうと思ってます。 子どもたちからどんなアイディアが飛び出すか、どきどきわくわくです。

Kreativ Tanz 春ですよ〜

今日の参加者は2歳と3歳の男の子がそれぞれ二人ずつと3歳の女の子が一人の 合計五人でした。 冬眠で眠っている動物達を起こしに行くというのが本日のメインテーマ。 くまのお母さんからお手紙が、、、まだうちの子が起きないので起こしてほしい という内容にみんな若干「?」になりながらも一致団結で出発。 少し今日は流れの中に遊びをはさみました。大体、ランチタイムという形にして ピクニックのように座りお弁当なり果物なり好きな物をジェスチャーで食べたり 作ったりしているのですが、今日はシャボン玉(もちろんジェスチャー)を作って 皆でその中に入り空を飛んでいくことにしました。 シャボン玉の中では、子どもたちの発想は豊かで、寝そべって回ったり、飛び跳ねて トランポリンしたりと色々な動きが見られました。 そして、森に到着したら動物達を起こすために「春ですよ〜起きてください〜」 と声をかけてまわると、なんと子どもたちが寝ている動物を表現してくれている ではありませんか。「起きて〜」と声をかけると「ガオー」といって寝て、そして また声をかけるとガオーと吠えてまた寝ての繰り返し。 中には起きない動物(子)もいました。 逆に私が動物になって寝てみたら、子どもたちが一斉に寄ってきて 春ですよ〜と声をかけに来てくれました。ちゃんと子どもたちは私の動きや セリフを真似ていて面白いです。(私が春ですよ〜と言っている時には 誰もマネしなかったですけど、、、、。) 今日の気づき 子どもたちを引っ張るために大きなエネルギーが必要だが、同時に子どもたちに 引っ張られることにもエネルギーを注がなくてはいけない。 このバランスがとても大事だと思う。 例えば、今日のシャボン玉での遊びも、途中、3歳の男の子の動きと発想が 面白かったので、自分の中での予定を変更して、この動きを発展させることに した。その結果、みんなが興味を示し同じような動きをすることになった。 もし自分のエネルギーを注ぐことだけに集中していたら、気づいてあげられ なかっただろう。恐らく、これまで気づかずに通りすぎていることは山ほど あると思うが、これをどんどん減らしていけるよう精進しよう。 こどもたちがどんどん自信をつけて、楽しく表現していけますように。 「そろそろ起きてくだ

かわいい羽

イメージ
Dry his wings by cool wind on the ice on the lake. It's cool....

Kreativ Tanz 元気はつらつ

今日の参加者は全部で七人。 2歳の男の子が二人、3歳の男の子三人、女の子が二人。 一言、にぎやかだったぁ。 それぞれがお話をしてきてくれるので、耳とともに瞬発力が 鍛えられております。 クラスでは事前に考えていたことを子どもたちと踊っていたら すっかり頭から抜けてしまって、「ん、今から何しようと していたんだっけ」とあっちいったりこっちいったりしていました。 反省点、 子どもたちに動きのマネを意識的に”させよう”としてもついてこないということを 学びました。結局、なにかしらの思惑は上手く流れにのっていないと機能しない。 あらかじめ準備していたものよりも、その時、その一瞬で浮かんだ アイディアのほうが子どもたちはついてきやすいのかなとも思います。 そこに命が宿っているか・・・・・(そんな深くはない) やはりKreativ(creative)とダンスの前につけるのだから自分自身がそう なりたいと思うのであります。 日頃の行い、生活習慣、ストレス、心持ち、それらが全て関係していると 感じます。 みんながこの3月を存分に楽しめますように! 感謝

Kreativ Tanz 踊りって・・・

前回記述した マット での一件で、親御さんからメールが来た。 それはベルリンならではのお言葉であった。 それはどういう内容かと言うと、マットを使って子どもたちが踊り始めた 時、そして自分達でアイディアを浮かばせて色々な動きを 試している姿がとにかく素晴らしかったとのこと。 インプロ(即興)は危ない、待ってなかった、思いもしなかったことが 入っていくのが素敵だと思っていると・・・ なるほど、その通りだな。 一人どうしようと若干焦っていたのは私だけだったと思う。折角、予想だにしない 事が起こっているというのにそれを楽しめないようであれば、子どもたちの 可能性を広げるようなことは到底無理だと思う。 まだまだ自分は子どもたちと同じ目線に立てていなかったと反省。 ピンチはチャンス。とどこかで聞いたこの言葉。目の前の現実をいかに 受け入れ、楽しむか。そんな自分で在りたいと思う。 子どもは常に楽しいものを探している、というか見つけている。 子どもたちから学ぶことが多いです。本当ありがとう。 自分自身、これからこのクラス以外にも活動が広がっていく(と思う)が、 このクラスが自分にとっての礎になっていくことは間違いない。感謝。 さて、今週月曜のクラスは3歳の男の子女の子の二人だけ。 かなり自由度の高いクラスになった。 男の子は忍者、スターウォーズ、怪獣好き。 女の子は自由に動き歌い回るのが好き。 二人の共通点は、やりたくないものは「いやだ」と言えること。 どんなクラスかになったかはご想像におまかせします。。。。。 一点、驚いたことがあった。 即興で振り付けた踊りを二人はなんと、なんなくマネして踊って みせたのである。まぁKreativ Tanzというくらいだから当たり前と 思われるかもしれないが、いつもは即興の即興なので、ほとんど振りを 覚えさせることはない。しかし、この日は流れの中で振りをつけてみたら 二人とも同じリズムで踊っていた。 これには感動。 まさに体の感覚で覚えているように見えた。 この二人、クラスの中で口喧嘩していたけど、踊りはぴったりだった。 帰りは仲良しこよし。 調和だねぇ。踊りっていいねぇ。 亮太 感謝