Dr.Echart von Hirschhausenのショーにて 続き

注意を受けてしまった・・・


クラウン仲間が着替えたまま戻って来ない中でのドアオープン。
もうやるっきゃないと思った私は販売用の赤い鼻を持ち、
パントマイムなどパフォーマンスをしながら売ることをした。

子供が全くいなかったので、いつもと自分の空気感は違ったと思う。
その時に気づいてもよかった。

クラウン仲間が合流した後、そのボスから注意を受けたのだ。
「パントマイムは素晴らしいのだが、ここの場ではしないでほしい」

実は、彼女達の望みが、普段彼らが病院などで行なっているパフォーマンスをして、
自分達の活動の認知度をあげるということだったのだ。

なんてこった。やってしまった。
大反省だ。なんで、彼らが来る前にやってしまったのだろう・・・
そして少しやりすぎたか・・・


休憩時、クリニックラウンの話を少し聞くことができた。
彼女達は朝から、とある病院へ行ってきたということだった。
相手にしたのは、病気が治らないと言われ、残りわずかな余命を生きる
人達だそうだ。

彼女は、自分自身が心をオープンにすることが大切だと語っていた。
無理に笑うのではなく、自分の心がどう感じているか、そこから目の前の方との
心のやりとりが始まる。

普段の生活でも、大道芸でも、ダンスでも、同じだと思う。

果たして、自分はどれだけ自分の感情に目を向けているのだろうか。
頭だけで考えてないかな。

トークショーが終わった後の人の流れと、外から入る冷たい空気の中で、
色々な思いが入り交じりながらお客さんを見送った。


今回、自分がただ販売に徹して、立っているだけだったら
クラウン達の意図もわからないまま終わってしまったかもしれない。

自分の喜びを選択したことに後悔はない。

明日は明日の風が吹く

よね。






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