Atlas 舞台

Berlinにて99人の様々なプロフェッショナル達と共に舞台にあがることになった。
今日から三日間、久々の空気を感じることになるだろう。

稽古から場の雰囲気が日本とは違い、演者や演出家との距離が近くとても心地が好く、さらに稽古に入る前のエクササイズは人々の緊張感を和らげるだけではなく、ワクワクさせるような気持ちに変えてくれる、そんな素晴らしさを感じた。

舞台の内容は、100人全員に一言二言のセリフがあり、一人ずつ舞台に上がっていき最終的に舞台に演者100人が立つというもの。
詳細は省略するが、この舞台でほんの少しフリースタイルで
踊ることになった。

どれだけ「今」にいられるかを試されていると思う。見せるために踊るのではなく
「今」の表現ができたらと思う。

最初、演出家に突然「よかったら踊ってみて」と言われ、踊ってからすべてが始まった。
正直、格好良い踊りは沢山考えられたけど、急にやることになったため、振りも何も考えないでできる自分の自然な踊りをすることにしたことが今に繋がっていると思う。


そこから、何度か踊っているが、自分の考え方の傾向をいくつか発見した。
まず、踊る前にどう踊るかを考えてしまう。
また、会場が広いため大きく踊ろうとする自分がいる。

以上、ダンサーとしては当たり前のような事柄だと思うが、
上記の考え方を少し変えたいと思う。

「踊る前にどう踊るか」を考えるということは、踊っている時はその考えの上で成り立つ
踊りということになる。そうなると本来の自然な踊りはどこへ行くのだろう。
舞台上、観客の前で自分の身体に集中し、身体が動きたいように動かす。ぞ!

会場の広さに反応することは身体の本来の動きを狭めてしまう可能性を感じる。
頭で身体を大きくつかおう、と考えた瞬間に心を置き去りにしてしまう。
(うまく出来る人もいると思うけど〜)
踊りはエネルギーだから、、、なんて。


踊りは沢山の気づきを与えてくれる。
ありがとう。
報告だけのつもりだったが長くなってしまった。

どう締めくくるか考え中。。。



とりあえず、自転車のタイヤを修理してきまーす。

感謝





このブログの人気の投稿

第五回 花柳輔蔵稽古場ゆかた会 出演決定

おそうじダンスって何と聞かれることが多いので・・・・その1

【その6】おそうじダンスって何と聞かれるので、、、   「開運とそうじとの関係」