【その6】おそうじダンスって何と聞かれるので、、、 「開運とそうじとの関係」
永平寺の禅僧から教わった毎朝の雑巾がけが、ダンスレッスンの代わりになり、 芸術家の前で思うように体を動かせたことにつながりました。 そして、そのことが、私をふたたびダンサーとして舞台で踊らせることに つなげてくれたことは、 前回のブログ でお伝え致しました。 そのことも「運を呼び込んだ」とも言えるのですが、 それだけでは終わりません。 この時期、私の意識に、ある変化をもたらしていました。 それは「雑巾がけが好きになった」ということ。 毎朝、坐禅の前に広い部屋の雑巾がけを行なうというのは、 結構大変なように思えますよね。 しかし、私はいつしか、雑巾がけをしていくうちに、道場が見る見る美しく なっていく喜びを感じるようになり、また、掃除が終わった後の心と体の すっきり感がとても心地よくなっていたため、大変さを感じなくなっていたのです。 そして、そういう気持ちで坐禅道場代行人を続けていたある日のことです。 いつものように坐禅が終わり着替えていると、道場のオーナーの女性が私に 話しかけてきました。 「あなたダンサーだと聞いたんだけど、、、」 これが私の夢を叶えることになったやり取りの、最初のフレーズです。 私の夢は子どものためのダンスクラスを持つということでした。 そう、彼女はなんと、私に子どものダンスクラスを自分のスタジオでして ほしいというオファーを突然私にしてきたのです。 私は、自分の夢を彼女に話したことはありません。 たまたま、スタジオのオーナーである彼女がダンスの先生を探していた時に、 風の噂で私がダンサーだということを聞いたそうです。 これは「奇跡」でしょうか? 掃除をしたから、そのことを呼び込んだのでしょうか? 掃除の回数?多さ? おそらく、頭では「そうじをするのは」 ''良い’’ことだと思っている人は 多いかと思います。確かに目の前の現象は自分を映し出す鏡だとすれば、 そこを綺麗にするだけで、自分の心も綺麗になっています。そして、 内面が磨かれると、それがその人を包むオーラになりますよね。 しかし、なぜ、夢が私のところに歩いて来てくれたのでしょうか? これは持論なので、皆さんの中に答えがあれば読む必要はないと思いますが、 今回の日本ツア...