おそうじダンスって何と聞かれることが多いので・・・・その3「私がドイツに来た理由」

何で私がドイツに来たのか?と『そうじダンス』はつながるのでしょうか。

一見、全く関連性を持たないと思っていたことが、実は全て今につながっている。

あの時はなんとも思ってなかったけど、今思えば必要なことだった。
そういう経験を皆さんもお持ちだと思います。

そして、当時の私はまさに未来に何が起こるか想像すらもしていませんでした。

ベルリンに来て数日で坐禅道場代行人に抜擢(?)
道場の掃除と坐禅、読経の毎日。


私がドイツに来た理由、、、
それは、まだ見ぬ"何か"を見つけるため。でした。


日本でダンサーとして舞台に立ち、結婚を機に一般企業に就職、
二つ目の職場は仲間たちに恵まれた素晴らしい環境でした。

しかし、一方でこのままで良いのだろうかという不安があったのも確かでした。
このまま働き続ければ、将来も安定した経済で家族を養い暮らしていけるだろう、
でも、私の魂が求めるものは果たしてそれなのか、と。

そうやって過ごしていた3年目にその仕事を辞め、
ドイツへ行くことを決断します。

来る前にあったのはパッションだけでした。
来たら凄いことが起こるに違いない!大変化が訪れる!道が拓ける!

やることは決まってないのに、とりあえずワクワクしていたのを覚えています。

正直、坐禅道場代行は珍しい経験だと思います。しかもドイツ。
ただ、私は坐禅をしに来たわけではないという思いを
持っていました。(このままだとお坊さんの道!?とも)

当初、寒いというのもあってか坐禅道場に来る参禅者は一人か二人。
もちろん来ない日もあります。誰も来なくても掃除と坐禅、読経はします。
なんて孤独なんでしょう。
しかも、朝でも暗く、部屋の電気は消す(ロウソクの明かりのみ)ので、
何か出てきそうでちょっと怖い。
(余談ですが、一番怖かったのは鍵をあけてから、10秒以内に防犯アラームの
タイマーを暗唱番号をうって消さないといけなかったことです。もうスリル満点)

そんな孤独と恐怖(?)の中、どうしてここ(ドイツ)へ来たのだろうか、
何をしたかったんだっけ?という自問自答は続きます。
いつの間にかパッションは薄れ、毎日淡々と生活する日々が続きます。

そんな中、数ヶ月仕事で留守にしていた禅僧が帰ってきました。
私は自分の中に答えを見つけられると信じて、朝の掃除と坐禅を
彼とともに続けることにします。

淡々と生活をする中にも少しの変化はありました。
それは、彼(禅僧)の影響もあり、自分の家も毎朝掃除するのが日課に
なっていたことです。また坐禅や読経が身近に感じられるようになりました。
ついでに言うなら、挨拶をする時に合掌してお辞儀をする癖がついて
しまったということも。。。(注:私、お坊さんではありません)

「何で私がドイツに来たか?」というのは、自分探しでもあり、本当に
したいことを見つけるため。

しかし、それが見つけられずに魂と心と体がリンクしない悶々とした日々が続きます。

ドイツ滞在3年目にかすかな変化が訪れます。


次回に続く・・・・そうじダンスの真骨頂へ。

時には物事を逆さから見ることも大切かな





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