2/01/2018

言葉にできないことがもたらすもの、、、、

私のKreativ Tanzクラスに通っている4歳の子のお話。

この子はお父さんもお母さんも純粋な日本人です。

以前からこの子のお母さまは
「2歳からベルリンの幼稚園に通っているけど、ドイツ語を一向に話せるように
ならないから心配なんです。」
といつもこの子の言語を心配していました。


聞いてみると確かに他のドイツ人の子や先生とのやりとりがあまり上手くいって
いないようでした。


私のダンスクラスでは、この子はとても活発で、お話(日本語)もとても上手です。


私も言語には今でも悩まされているのに、こんな小さな子なら話せないことを
余計にもどかしく感じ、とても辛いだろうなと思っていました。


お子さんも辛ければ、親御さんも辛いですよね。


しかし、本日のクラスでお母さまはとても嬉しそうにしていました。
そして、私に今日あった話を聞かせてくれたのです。



幼稚園のイベントでお母さまが先生とこの子の言語についてお話をしたそうです。

先生もこの子をよくわかっています。

先生「私のところに来て、今日あったことを話そうとしてくれるんだけど、、、
   彼女は動詞が出て来ないから動詞をもっと覚えるといいわ」


先生に言われて、お母さまも少し残念になってしまいました。しかし、
次に出てきた先生のセリフにお母さまは驚かされます。



「◯◯ちゃんは動詞が出てこないけど、
何が言いたいか理解できるわ。
だって彼女、パントマイムで教えてくれるのだもの」


ほんまかいな!?(私のリアクションはこの言葉よりも大きいかった)


『4歳の子がパントマイム〜〜〜』




いつもダンスクラスでやっているものをどうやらこの子は有効活用したようです。

嬉しいです。
お母さまも嬉しかったみたいですが、私も本当に嬉しいです。

この子がパントマイムをしたことではなくて、どうしても伝えたいことが
あった時に、たとえ言葉にできなかったとしても、頑張って身体で表現している
ということがわかったから。


ありがとう。